アニメで異世界系の作品が増えてる理由

どうも、ユキロウです。
今日は、アニメで異世界系の作品が増えている理由についてご説明します。

異世界系というと、どういう作品をイメージされますか?

例えば「ソードアート・オンライン」、「無職転生」など多くのヒットした異世界系の作品があります。
そんな中でも、近年ますます異世界系の作品が増えていることは事実です。
僕なりに考察をしてみました。

1.作品としての成功と原作の豊富さ
これが特に要因として大きく関わってると考えております。
異世界を舞台にした作品は、ライトノベルやウェブ小説などで人気を博しており、
既に成功したタイトル「ソードアート・オンライン」「Re:ゼロ」などの存在が、
アニメ化のリスクを低減させると同時に市場における需要を高めています。
多くの原作がすでに存在するため、アニメ制作側にとっても素材が豊富で、作品化しやすいという側面があります。

2.流行とビジネス効果
人気作品が成功を収めると、同じフォーマットやテーマに対する関心がさらに高まります。
ソーシャルメディアや口コミ、ファンコミュニティによる情報拡散が、異世界系アニメの流行を加速させ、結果として多くの作品が
次々と生まれる要因ともなっているのではないでしょうか。

他にも様々な理由はあると思います。
例えば、現代人の現実逃避となっている、制作サイドの都合などがあります。
こういった理由から近年異世界系の作品が増えていると考察しました。
みなさんも思い当たる理由があればコメントで教えていただけると嬉しいです。

ここからが本題です。

これは、あくまで僕の考察なのでそれを踏まえて読んでいただければ幸いです。
日本のアニメ文化として視点を向けた時に異世界系が増えることによってアニメ業界が盛り上がっていくという
メリットな部分があります。
しかし、異世界系の作品が増えることによって生じるデメリットも起きかけていると感じました。
それは、アニメ制作側に「異世界系を作っておけば売れる」といった風潮が起きてクオリティの低い異世界系の作品が
多く作られていると感じます。その影響で海外からの日本のアニメ文化の評価を下げる可能性があると考えました。

そう思ったのも異常なくらい多い異世界系の作品に違和感を感じ、制作側の立場に立って考えた時にこの考えに
思いつきました。
制作側の立場から考えると、会社としては低予算、低コストで売れる作品を作りたいものです。
異世界系は、既に多くのヒット作品を生み出しており安心できる担保があり、原作としても多くの作品が作られているので
作りやすいジャンルの作品ではあります。
クオリティの高い作品が増えることに関しては、何も言うことはありません。世界でヒットする異世界系作品がどんどん
増えていってほしいと思います。しかし、クオリティの低い異世界系作品が多く出回ることで日本のアニメの評価を下げる
要因にもなります。

もちろん、アニメ業界を盛り上げる為には「売れる作品つくり」は必須です。
ただ、アニメ本来の目的である「視聴者に楽しんでもらえるアニメ作品を作る」という思いが薄くなってきている感じます。
これからは、少子高齢化もあり日本で売れる作品を作っていくのも限界があります。視点を世界に向けて世界で売れるアニメ作品を
多く作っていく必要があると考えます。その時に重要になってくるのが、海外から見る日本のアニメ評価です。
日本のアニメの評価が高ければ世界から注目される確率も高くなってきます。
極端ではありますが、日本のアニメ文化を守る為にも「売れるアニメ作品」を作る目的にしないで「視聴者に楽しんでもらえる
クオリティの高い作品」を作るのを目的に異世界系の作品を作ってほしいと心から願います。


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