隠された鬼滅の刃が大ヒットした理由

どうも、ユキロウです。
今日は、鬼滅の刃が大ヒットした隠された理由についてお話します。

今更になりますが、鬼滅の刃が大ヒットした理由を整理しておきましょう。

1.原作の面白さ
アニメ化する前から原作は面白く週刊少年ジャンプでも小さい話題になっていました。
読者の心をつかむストーリー展開が上手く普遍的なテーマを題材にしたり、シンプルで王道な展開が
読者の人気をつかんでいました。

2.圧倒的なアニメーションクオリティ
アニメーション制作は、「Fateシリーズ」で知られているufotableが担当しました。
戦闘シーンや背景美術、色彩設計において圧倒的なクオリティを実現しました。

こういった理由から鬼滅の刃は大ヒットしたと言われています。
これ以外にもあまり知られていないですが、従来の制作方式と違った手法を使うことにより
大ヒットしたとも言われています。

ここからが本題です。

通常、アニメを作る際に制作委員会というものが設けられます。
これらを設ける理由としましては、以前にも説明した「なんで、アニメには制作委員会があるの?」を
読んでください。
こちらに詳しくアニメの制作委員会が設けられる理由が書いてあります。

普通、アニメの制作委員会は5~6社ほどが集まることが多いのですが、鬼滅の刃に関しては集英社、アニプレックス、ufotableの3社という
少数精鋭で制作委員会が作られました。

制作委員会の会社が多くなるとデメリットが発生します。
各会社、色々な制約があるので本来想像していた作品が作れなくなってしまうケースがあります。
そこを避けるために鬼滅の刃の制作委員会は少数精鋭を採用しました。
そうすることで、色々な制約も少なくなり比較的自由に作品の制作ができるようになります。
それに加えufotableの圧倒的な作画で作ることによってクオリティ高い作品を作ることができたのです。

アニメを少数精鋭で作るのが全ての正解ではないですが、1つの手法として少数精鋭で作った方が制約も少なく
クリエイターにとって作りやすいのは事実です。
鬼滅の刃以外にも少数精鋭で注目を浴びた作品は何作品かあります。
例えば、単独出資で制作をしている京アニ作品の「ヴァイオレットエヴァーガーデン」、音楽アニメで社会現象となった
「けいおん!」などが挙げられます。
逆に、少数精鋭であまり話題にならなかった作品もあります。作品名は出さないですが、少数精鋭ならではのデメリットがあります。
それは、失敗した時のリスクが大きい、制作費を確保するのが難しいという問題です。

少数精鋭で作品を作るには、それなりの資金力のある会社が何社か集まらないと実現できないのが現状です。
でも、各会社が自立した資金を作ることができれば資金の問題は解決していくと思います。
少数精鋭で作品を作った方が本来作りたい作品が作れると考えるので、そういった会社が増えて鬼滅の刃のような
大ヒットする作品を多く作ってほしいと考えます。

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